こんにちは。
フォトグラファーの仲道です。
今回は先日の撮影で起こった出来事を
お話ししていきたいと思います。
「私たちのカメラマンは絶対に仲道さんしか考えられない」
そうおっしゃていただき
遠い福岡からご依頼をいただきました。
実は、新婦さんのお父様がガンで闘病中で
「勇気づけたい」
そんな想いから始まったお式だったそうです。
残念ながら、お式の前に
お父様は亡くなってしまったのですが、
「バージンロードをお父さんとお母さんと歩きたい」
そう決意をされ、式を止めるのではなく
決行されることになったそうです。
そんな想いの詰まったお式に
「人生に寄り添う写真が欲しい」
と
私にご依頼を頂きました。
いつも全力ですが、
この日の撮影はより一層力が入りました。
私自身、20歳の時に
ガンで闘病をして
部屋に飾っていた写真からパワーをもらいました。
今度は、私の写真でみんなの人生を支えたい。
そんな想いでこの仕事に取り組んでおりました。
今の時代、フォトグラファーで溢れ
効率化、価格競争が激しい中
私はこの「想い」の部分を大切に
活動を続けておりました。
そんな中、エンドロールで
私へのメッセージがあり、
撮影中に涙が出てしまいました。。
(もちろん鼻水流して撮影を続けていました笑)
僕の人生が報われた瞬間でした。
このようなことがあると
僕が闘病した辛かった過去も
今の写真につながり
それによって幸せになる人がいる。
だからあの時に経験できて
良かったなって今は思える。
辛い経験も過去も
自分の生き方次第で
「ストーリー」
になるんだって強く強く思う。
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