皆さんこんにちは。
ブライダルフォトグラファーの仲道 雄大です。
以前後撮りの依頼を受けた新郎新婦さんがおりました。
その方達はすでに前撮り、挙式披露宴も済んでいたのですが
私にご依頼をくださいました。
お二人によると、
「何もわからず前撮りも結婚式の撮影も業者にお願いしたら
素人が見てもひどい写真ばかりで、悲しかったので後撮りをすることにしました。」
とのことでした。
(写真について詳しくお聞きしたところ、
斜めの写真だったり、メインの人が見切れているような
ものだったり、とにかく変な写真ばかりだったそうです。)
ということで今日は
式場カメラマンも外注カメラマンも経験した私が
一生に一度の大切な結婚式の写真の撮影をする
式場カメラマンと、外注カメラマンの
メリットとデメリットをご紹介します。
これで結婚式写真は失敗しない!はず…!
まずは双方のデメリットをご紹介します。
式場カメラマンのデメリット
・どのカメラマンが来るかわからない。(新人に当たる可能性あり)
・記録的な証明写真(つまんない写真)になりがち。
・写真の編集をしていない業者が多い。
・相場が20万〜60万と値段が高い。(カメラマンへのギャラはそのうちの2万円程度で、ほとんど式場がぶんどっています。)
・カメラマンとの事前打ち合わせがないので「こういう写真がいい!」というイメージ共有ができない。
・作例が見られない(式場のパンフレットなどに載っている写真を撮った人が来るかわからない)
・納品枚数に制限がある。
・前撮りは時間制限がある。(枚数制限も)
・流れ作業になっている。(業々しい)
・写真が下手。(…なカメラマンが多い。)(検索で1番上に出てきちゃうくらい!)
(そろそろ怒られそうなのでここまでにしておきます)
さて気を取り直して
外注カメラマンのデメリット
・クオリティ、価格もピンキリのため、カメラマンを探すのが大変。
・外注NGな式場がある。(←これ実は違法なんですけどね。※独占禁止法)
・カメラマンが会場に詳しくない場合がある。
・持ち込み料がかかる場合がある。
続きましてメリット編です。
式場カメラマンのメリット
・会場のことを知り尽くしたカメラマンの場合が多い。
・カメラマンを探す手間はない。
・・・・。
・・・・・・・・。
(すみません、これくらいしか思いつきませんでした)
さて、では最後に私のようなカメラマン、
外注カメラマンのメリット
・指名したカメラマンが当日来てくれる。
・値段はピンキリではあるが、式場の価格より安い。
・納品枚数に制限がない。
・前撮りには時間がかけられる。
・作例を見て自分の好みに合わせて選ぶことができる。
・事前に打ち合わせや連絡が取れるので、細かいことも話すことができる。
・提案が通りやすい。(こういう写真が欲しい!など)
・丁寧に1枚1枚編集しているカメラマンが多いので、綺麗な写真が残せる。
私が式場カメラマンをしていた頃は、賃金も安い中
相当な数の婚礼を抱え、一つ一つに注力を注ぐのが難しい状況でした。
もちろん写真の編集(補正、レタッチ)もほとんど出来ず
(会社からレタッチが禁止されていた部分もありました)
新郎新婦の為の写真を撮りたくても
会社の為の写真を撮っているようでした。
(妥協したり安パイな写真ばかりにならざるを得ませんでした。)
現在もブライダル業会の状況はほとんど変わっていませんので、
式場カメラマンが写真が下手、というよりは
そういう写真を撮らざるを得ない状況にある、
と言ったほうがいいかもしれません。
当時私が思っていたように、新郎新婦さんのために
いい写真を残したいと頑張って撮影している式場カメラマンもいるはずです。
ただやはりくじ引きのごとく当日決まるカメラマンより
外注カメラマンを依頼して撮影したほうが
絶対的に良いものが残せることは明らかだと思います。
もちろん私が結婚式をするときは、外注カメラマンに依頼をします。
本当はクローン技術かドラ○もんにお願いして
私をもう一人連れて来て自分で写真が撮れたら1番なんですが、
そういうわけにも行きませんからね 笑
いかがでしたでしょうか?
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